第一回 条件反射制御法北陸研修会
2020年3月27日
開催延期のお知らせ
新型コロナウイルスは国内での感染者が増加しており、このような状況を鑑み開催を延期させて頂くこととなりました。 ご参加をご検討いただいた皆様には大変なご迷惑をおかけする事となり、 誠に申し訳ございません。
参加申込者様へ現地事務局からメールでご案内をお送りしております。 メールが届いていない方は大変お手数ですが、お問い合わせフォームからお知らせください。
第一回条件反射制御法北陸研修会開催にあたって
「“依存症”という言葉を使ってはいけません」「“意思”という言葉で裁判をしてはなりません」これらの指摘を受けながら、昨年度『やめたいけどやめられない行動(酒・ギャンブル・くすり等)現実と課題~解決アプローチの最前線~』というテーマでシンポジウムを社会福祉士・弁護士・ケアマネージャー・当事者たちと企画しました。やめるための動機付けや、やめる動機があってもやめられない病気を持っていることを認めてもらう働きかけをしていて、「(問題を)わかっちゃいるけどやめられないんだ」という苦しさを訴える当時者達に出会ってきました。シンポジウムでは、富山では当事者へ手を差し伸べる社会資源はジリ貧である現状を提示し、同時に解決アプローチとしての条件反射制御法(CRCT)を紹介しました。また、実際に条件反射制御法に取り組んでいる当事者も登壇し、その効果を話してもらいました。
今回、この条件反射制御法を学ぶ研修会を北陸の地域では初めて開くこととなりました。研修会では、条件反射制御法が人間の進化を辿って獲得した本能や行動原理をもとにしていることの解説により、理解できるだけでなく合点が行くでしょうし、具体的なアプローチ内容を学ぶことで実際に試みてみようと感じられることでしょう。反復される行動や抑えられぬ欲望などについての見方や考え方が大きく変わるでしょう。
条件反射制御法は、実際に当事者と向き合っている人たちの間で注目を集めています。なぜならば、当事者の変化が起きており、かつ援助者も変わって援助の質が高まることを実感するからです。
是非研修会に参加され、条件反射制御法が示す世界を学んでください。お待ち申し上げております。
現地事務局
特定非営利活動法人愛和報恩会 相談支援事業所希望のとびら
所長 根津 敦
開催概要
【開催日】2020年3月27日(金)
【時 間】12:50 ~ 20:00
【会 場】富山県民会館 401号
【住 所】富山県富山市新総曲輪4-18
【定 員】150名
【現地事務局】特定非営利活動法人愛和報恩会 相談支援事業所希望のとびら
受講費について
会員と非会員で受講費が異なります。
非会員の方は、参加申込時に入会手続きができます。(年会費5,000円)
手続き完了後は、その時点での最新号から学会誌をお送りします。
★第一期申し込み(~3月13日正午申し込み分まで ※受講費振込〆切:3月19日)
会員:4,000円 非会員:9,000円
★第二期申し込み(3月13日正午~3月26日正午まで) ※受講費は当日会場でお支払いください
会員:5,000円 非会員:10,000円
※第一期に申し込まれた方でも、3月19日(木)までにお振込みをされなかった方は第二期申込みと同様の扱いになります。
※第二期申込みの方の支払いは当日現金のみとなります。
※当日、会場が満席の場合は、WEB申し込みを完了されていた方の参加が優先されます。
申込み方法について
1)学会ホームページ
申し込みフォームに必要事項をご入力の上、送信してください。申込完了時に自動返信メールが届きます。
2)FAX
書式をダウンロード(Word、PDF)してFAXで送信してください。
申込日から3日程度以内に申込確認FAXが送信されます。
用紙ダウンロード:Word ・ PDF
懇親会について
閉講式後に、懇親会を開催します。(参加費:6,000円)
懇親会に参加される方は、受講費振込みと同時に懇親会費を振り込んでいただきます。
注意事項
お支払方法は自動返信メールに記載があります。必ずご確認ください。
研修受講費、懇親会参加費は、お支払い後、返金はできかねますので、ご了承ください。
研修会についての問い合わせ先
特定非営利活動法人愛和報恩会 相談支援事業所希望のとびら
電話・FAX:076-455-0597 担当:根津
時間 | タイトル | 内容 | 講師 |
---|---|---|---|
12:10 | 受付 | ||
12:50 | 開講式 / 開講挨拶 | 事務局 | |
13:00 | 進化と反射と行動原理 | 講義1 | 平井愼二 |
14:20 | 条件反射制御法(CRCT)の基本とステージ進行 | 講義2 | 平井愼二 |
14:40 | 休憩 | ||
14:50 | 制御刺激ステージ | 講義3 | 長谷川直実 |
15:20 | 疑似ステージ | 講義4 | 長谷川直実 |
15:50 | 想像ステージ | 講義5 | 平井愼二 |
16:20 | 維持ステージ | 講義6 | 平井愼二 |
16:40 | 休憩 | ||
16:50 | サティスフェイクを用いた処方薬過量摂取の治療等 | 講義7 | 長谷川直実 平井愼二 |
17:20 | 本能行動の過作動と特性に応じたCRCTの用い方 | 講義8 | 平井愼二 |
17:50 | 休憩 | ||
18:00 | やってみよう条件反射制御法 | 講義9 | 長谷川直実 |
19:00 | 行動原理に適った技法と司法 | 講義10 | 平井愼二 |
19:30 | 質問と回答 | 平井愼二 長谷川直実 | |
19:50 | 閉講式 / 閉講挨拶 | 事務局 | |
20:00 | 懇親会 | (希望者) |
担当者所属先および職名
平井愼二:独立行政法人国立病院機構 下総精神医療センター 薬物依存治療部長
長谷川直実:医療法人社団ほっとステーション 大通公園メンタルクリニック 院長