第二回 条件反射制御法 四国研修会

2015年10月10日

【開催日】平成27年10月10日(土)
【時 間】11:50~18:30
【会 場】社会医療法人近森会 近森病院管理棟 3階会議室
【住 所】高知県市北本町1-1-28
【参加費】
●第一期申し込み(~平成27年9月10日申し込み分まで)
会員:3,000円 非会員:8,000円
●第二期申し込み(平成27年9月11日以降)
会員:4,000円 非会員:9,000円
●懇親会
5,000円

ご挨拶


条件反射制御法

条件反射制御法とはパヴロフ学説が示すヒトの行動原理に基づく技法です。この技法は、不適切な行動の根源となる欲求、好まない感情や感覚、パターン化された業務における不注意等を制御あるいは予防します。嗜癖行動の欲求を抑制する治療と位置づけています。この治療法は促進反射を意図的に成立させ、後にその反射の作動を利用する機序を含みます。また、最近は、この技法を反応性抑うつ、PTSD、摂食障害、性犯罪に対しても用いて良好な効果が得られているだけでなく、疾病の枠を超えて、誤投薬などの定型的な作業における過失の予防にも応用を試みております。さらに、この技法は医師や心理士だけでなく、理論を理解した者ならば誰にでもできるものです。これらのことから、この技法の適用を嗜癖行動に限定するべきでなく、反復される不適切行動の変更、あるいは業務上必要な確認・手順等の遵守に効果を発揮するものであると現在は考えられています。【条件反射制御法学会 会長あいさつより抜粋】
今回は条件反射制御法の基礎から学びながら臨床や実践に活用していく研修会を企画しています。
皆様のご参加をお待ちしております。
時間内容タイトル講師
11:30〜受付
11:50〜オリエンテーション
12:00〜開会式開講挨拶宮崎洋一
12:10〜講義1行動原理と条件反射制御法平井愼二
13:10〜講義2標的の反射連鎖を中断する方法長谷川直実
14:10〜講義3標的の反射連鎖を弱める方法中元総一郎
14:50〜休憩
15:00〜講義4回復支援施設におけるCRCT維持作業白川雄一郎
15:50〜講義5外来で治療する工夫、サティスフェイク等の使い方長谷川直実
16:50〜休憩
17:00〜講義6本能行動を基盤とする障害と対応平井愼二
17:30〜講義7CRCTの効果を上げるには中元総一郎
18:30〜質問と回答
18:45〜閉会式閉講挨拶